未来を支える、地球に優しい基盤づくり
「環境パイル工法」

高原木材は日本全国で
「環境パイル工法」施工棟数

No.1

環境パイル(S)工法協会2023年実績
開発元:兼松サステック株式会社

環境パイル(S)工法協会2023年実績
開発元:兼松サステック株式会社

  • 第30回 地球環境大臣賞 受賞 第5回 エコプロアワード 農林水産大臣賞 受賞
  • エコマークアワード2020 優秀賞受賞

環境パイル工法とは

環境パイル工法とは、戸建て住宅を中心に全国各地での累計施工実績が5万棟を超す安心の第三者認定工法です。近年では、非住宅物件での採用も多く、多くの皆さまがご利用いただく公共物を支えています。

【NETIS登録番号 KT-200101-A/建築技術性能証明GBRC性能証明 第09-07号】

短工期、環境配慮、優れた経済性の高いパフォーマンス

工法種別 評価項目 環境パイル工法
環境パイルS工法
表層改良工法 柱状改良工法 鋼管杭工法 砕石杭工法
経済性
工期
設計条件
環境面

環境パイル工法の強み

  • STRENGTH 01

    「低コスト」

    既成杭(木製)を使用し、効率的な施工管理方法で、高品質短工期を実現。
    施工後の養生期間も不要で短工期、低コストを実現しました。

  • STRENGTH 02

    「高品質・長期耐久性」

    環境パイル工法に使用する木材は、JASもしくはAQ認証工場で製作されており、JISに基づく耐候試験で60年以上の高耐久を確認しております。
    また、エコマークを取得した安心の製品を使用しております。

  • STRENGTH 03

    「優れた施工性と施工管理」

    騒音や振動が少ない小型の専用重機を採用しており、施工時の機動性及び安全性を確保する事が可能。
    また、第三者証明にて、施工時に設計支持力の1.6~2.0倍(地質・施工条件にて設定)の圧入力を杭全本数確認する事で高い品質を担保。明瞭且つ効率的な施工管理方法を備えることで確実な施工管理体制を実現しました。

  • STRENGTH 04

    「土地を汚さない」

    セメントを使用しないため、残土が発生せず、お客様の大切な土地を汚しません。

「地盤にもSDGs」

創業100年を超す、木材のプロが行う地盤補強工事、「環境パイル工法」を通して、弊社は安心と安全をお届けします。

環境パイル工法の流れ 環境パイル工法の流れ

SDGs・環境問題に貢献する、環境パイル(S)工法。

1棟あたり約10t。 CO2を大幅に削減。

一般的な地盤改良の材料である鉄鋼・コンクリートの製造過程において、約8トンのCO2が発生します。使用しなければ約8トンの削減になります。
木材の育成過程において、約7トンのCO2が吸収されます。

一般的な地盤改良の材料である鉄鋼・コンクリートの製造過程において、1棟あたり約8トンのCO2が発生します。

国産の木材を使用した環境パイル工法は、木材の成育過程にておいて、1棟あたり約2トンのCO2を吸収します。
つまり環境パイルを使用する事で、1棟あたり約10トンのCO2削減に寄与する事ができるのです。

間伐材の有効利用になり、国内の林業界の活性化につながります。

  1. 1) (社)セメント協会 LCAプロジェクトより引用
  2. 2) 文部科学省 科学技術政策研発所 科学技術動向研究センター:科学技術動向2009年5月号より引用
  3. 3) 林野庁HP 地球温暖化防止に向けてより引用

工法の種類と適用範囲

円柱(ロータリー)タイプ

木の表皮を剥いたあとロータリー加工をし、形状を安定化しているので的確な設計を可能としています。施工性が高いため1日の打設本数が40本台でも可能です。

最大施工深さ

Ф120mm、Ф140mmは12m
Ф160mm、Ф180mmは6m

最大支持力

65.0kN/本
※Ф120は最大支持力50.0kN/本となります。

円柱タイプの
メリット

  • 1. 材料径にバラツキがない
  • 2. 施工性が高い
  • 3. 管理がしやすい
  • 4. 先端が固い時、支持力大

テーパー状(皮むき)タイプ

テーパータイプの形状は節や凹凸があり摩擦が大きい時に支持力を多く取れます。また材料費も安いので予算に制限のある工事にも無理なく導入ができます。

最大施工深さ

Ф120mm、Ф140mmは12m
Ф160mm、Ф180mmは6m

最大支持力

65.0kN/本
※Ф120は最大支持力50.0kN/本となります。

テーパー状
タイプの
メリット

  • 1. 材料費が安い
  • 2. 円柱よりも支持力大
  • 3. 設計長が短くなりやすい
  • 4. 摩擦が大きい時、支持力大

環境パイル工法の適用範囲

諸元

本体部(木材)
呼び径 Ф120mm・Ф140mm(Ф160mm・Ф180mm)
形状 円柱(ロータリー)タイプ・テーパー状(皮むき)タイプ
材質 すぎ、からまつ、ひのき、とどまつ、べいまつ
木材保存処理
薬剤 CUAZ(リグノケア LC-350)、ACQ(マイトレック ACQ)
規格 JAS製品もしくはAQ認証品

適用地盤

木材保存処理
先端地盤 粘性土地盤、砂質土地盤(礫質土地盤を含む)
周辺地盤 粘性土地盤、砂質土地盤

地盤補強材間隔

3.0D以上(D:呼び径)

地盤補強材間隔

Ф120mm・140mmは12m、Ф160mm・180mmは6m
(Ф120mm及びФ140mmに限り不同沈下抑制を目的として、最大で施工深さ18mまで施工可能とする。)

適用構造物

水平力の発生しない構造物

※詳細はお問い合わせください

環境パイル工法の使用イメージ

環境パイル工法の図
環境パイル工法の使用イメージ

耐久性について

腐食しない長期耐久性

住宅の地盤改良がクリアしなければならない課題はたくさんありますが、安定して家屋を支え続ける耐久性も重要です。
環境パイル工法は、この点でも従来の水準を上回る品質を確保できます。

01
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環境パイルの耐久性について

JAS性能区分 AQ性能区分 木材の使用状況
K1 - 屋内の乾燥条件で腐朽・蟻害の恐れの無い場所で、乾材害虫に対して防虫性能のみを必要とするもの
K2 3種 低温で腐朽や蟻害の恐れの無い条件下で高温の耐久性の期待できるもの
(北海道、青森など寒冷地での土地台)
K3 2種 通常の腐朽・蟻害の恐れのある条件下で、高度の耐久性の期待できるもの(一般の土台構造物)
K4 1種 通常より激しい腐朽・蟻害の恐れのある条件下で、高度の耐久性の期待できるもの
(屋外製品部材)※
K5 - 極度に腐朽・蟻害の恐れのある環境下で、高度の耐久性の期待できるもの(まくら木、電柱等)

※環境パイルはK4処理を行っています。(北海道はK3処理)

02
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JISに基づく耐候試験で60年以上の高耐久を確認

木材保存処理

環境パイル工法はJAS製品またはAQ認証を取得をしている工場で加圧注入保存処理をした木材を使用する住宅地盤基礎補強の工法です。

加圧注入保存処理することで腐朽や白蟻を防ぐことができ、長い年数を経てもその品質は持続します。エコと耐久性を併せ持つ地盤改良を実現しています。

地盤補強財の「製造」まで一貫して行う
木を知りつくした「プロフェッショナル」。
「100年企業」が行う安心の施工。
全国で「累計5万棟」を越す信頼と実績。